皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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読解力をつける方法とは
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週末は2020年度から実施される「大学入試共通テスト」のプレテストが実施されました。

新方式の入試制度になるのは現在の高校2年生からですが、対象となる生徒らは傾向をしっかりと把握しておく必要がある試験です。

従来のマークシート方式に加えて国語と数学の記述式問題が出題されたほか、資料やグラフを読み解く問題などが出ました。

報道によれば受験した高校生らは一様に苦戦していたとのことですが、やはり“読解力”がキーポイントということです。

でも、よく読解力、読解力なんて言いますが、読解力って一体なんなんでしょうか。

今のネットとスマホ全盛時代に生きる中高生は私らの時よりも圧倒的に文章に触れる機会が少ないのが読解力の大きなネックになっていると言われます。

私も中学生時代は国語が大の不得意教科でしたし、大学受験は配点比率を考慮して国語は捨てて他の教科で勝負したので読解力についてはあまり偉そうなことは言えませんが、一つ分かりやすい課題がありましたので一緒に考えてみて下さい。

ちょうど地元中学では中3の国語の期末試験に「高瀬舟」が範囲に入るので、期末試験対策として課題をさせていますが、中3の生徒には苦手な範囲みたいです。

「高瀬舟」は森鴎外の短編小説で、それほど長い文章ではありませんが、江戸時代の時代背景や聞きなれない言葉などの理解も含め、内容を理解すること自体がスマホ漬けの子供らにとって大変なのは想像に難くありません。

話は島流しされる罪人を護送するため、京都の高瀬川を下る高瀬舟の船中の話です。

船の責任者の同心「庄兵衛」は、弟を殺したという「喜助」を船に乗せます。

庄兵衛は、殺人を犯して遠島される喜助が安らかな顔をしているのを不思議に思うところから物語が始まります。

喜助は本当は殺人ではなく、自殺に失敗して苦しんでいた弟を死なせてやっただけのことでしたし、何より、これまで毎日の暮らしに苦労していたのに、島流しになって二百文をもらえたことが嬉しかったと言います。

庄兵衛は下級武士ながら収入の安定した役人でしたが、自分の仕事や家庭に満足していたわけではなく、喜助の話に心が揺らぎます。

現代の「安楽死」とか「お金と幸福論」などに通じる小説であり、テーマの重さの点では中学生の国語の教材としては難しいと言えるでしょう。

興味ある方は一度お読みになってみたら良いかと思いますが、内容を理解するだけでなく、「自分はどう思ったか?」ということをしっかりと文章に表現する力が中学生に求められているわけです。

「ウチの子はドッカイリョクがなくって・・」とお悩みのご父兄様も多いかと思いますが、子供の読解力を嘆く前に、自分が読解力があるのかどうか一度チェックされてはいかかでしょうか。

本屋へ行かなくてもググればネットで読書できます。

読書感想文を400字以内で書いてみてはいかがでしょうか。

このブログも文章力の無い自分にとって勉強のつもりで書いている一面もあるのですが、テーマを探し、子供の教育と関連付けながら自分の意見をまとめて表現するのはなかなか難しいものですよ。

読解力というのは小説でも新聞でも何でもいいのでテーマを決めて自分の意見を文章にまとめてみるのが一番いいと思います。

ご父兄様方もこの機会に一緒に勉強するのも良いのではないでしょうか。

では、また。☆彡

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