富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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本当の愛情とは
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先日、神奈川県川崎市で小学生ら二人が死亡し、16人が負傷する痛ましい事件がありました。

昨今の交通事故もそうですが、将来ある小さな子供が犠牲者になるニュースは本当に心が痛みます。

平成13年6月に大阪府池田市の大阪教育大学附属池田小学校で起きた小学生無差別殺傷事件を思い出しましたが、このような凶悪事件を起こす犯人には共通点があるそうです。

共通点とは、一見はおとなしいが、些細なことでイライラして、切れやすい。しかし自分より強い人には手を出さない性格であること。

また、幼少期に両親の愛情を十分に受けず、不登校になったり、大人になってもまともな職に就かず、家に引きこもりだったりする点も共通点のようです。

私は幼少期に正しく親の愛情を受けずに育つことが、このような自暴自棄になって社会に対する復讐を考える元になるのは間違いないと思うのです。

では、将来子供が大きくなっても社会に迷惑をかけず、キチンとした人生を送る子供になってもらうために子供たちにどう接したら良いのでしょうか。

私は小学生から高校生まで子供たちを見ていますが、子供の年齢の段階においてそれぞれ考えるべきことは違うとは思いますが、社会への適合性を身に付ける上において、中学生あたりの接し方が大事な気がします。

小学校高学年から中学生にかけては多感な思春期で、何かと難しい年頃ですが、逆に親の役割は重要です。

 

塾の現場目線での話ですが、実は塾には「塾をサボる特異日」というものがあります。

学校のイベントがあった土曜日の振替休日の月曜日とか、定期試験の前日などです。

子供がサボる理由など大体以下のどれかです。

1.友人と遊びに出たまま時間になっても帰ってこない。
2.仕事から帰ってきたら寝ていて、起こしたら機嫌が悪い。
3.学校課題が終わっておらず塾に行く時間的な余裕がない。

こんな時、親としてどう接するかの差が実は愛情の差です。

私が思うことを良い愛情順に書きます。

1.首根っこを捕まえて、四の五の言わせず塾に行かせる。
2.なんらかの取引をするか、送迎してでも塾に行かせる。
3.生徒に振替のお願いを自分で連絡させる。
4.完全に放置する。
5.塾に親が電話して事情を説明し、振替を頼む。

いかがでしょうか。皆さまならどれを選択しますか?

でも最悪なのがまだ1つあるのです。

6.塾に親が「体調不良」という理由で連絡する。

私が100歩譲っても容認できるのが5.までです。

本当に体調不良という事はありえますし、それが理由である以上、子供に指導も出来ません。

全てがとは申しませんが、“塾をサボる特異日”に6番のカードを切られてはその子の将来が危険です。

要するに本当の愛情というのは子供を自立させるための後押しであって、甘やかしではありません。

勉強するのも、塾へ行くのも、進学先を選ぶのも、就職先を選ぶのも、競争社会で嫌な人間集団の中でも強く適合して生きてゆくのも、全ては自立した人間ができることです。

「親離れ」「子離れ」が出来ていなければいつになっても子供は自立した人生を歩けません。

子供たちが自分で正しい判断をして、自分で行動できるような人間に育てることが本当の愛情だと私は思うのです。

親は子供の一生全てに付き合えるわけではありません。

でも、親が生きて、子供が先に逝ってしまうのを見送るほど辛いことはありません。

川崎の事件を見て、立派に自立している子供たちに「お先に」と言って別れを告げることができる親になりたいものだと改めて思う塾長でありました。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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