皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。

読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。

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大学中退の真実
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コロナの影響で「大学の退学を検討している学生が2割もいる!」という調査結果が出たというニュースが流れました。

親の収入が減ったり、アルバイトがなくなってしまっている大学生が多いという今の惨状を訴えるものですが、皆様はどう感じましたか?

私は本当に苦学生が学びの場を離れざるを得ないのであれば、胸がつぶれる思いです。

しかしこの「2割」という数字が大きいかどうかということも知っておく必要がありそうです。

ここに退学率の高い大学ランキングデータがあります。( )が中退率です。

【1位】高知工科大学(35.9%)
【2位】日本映画大学(33.1%)
【3位】福岡第一薬科大学(28.8%)
【4位】苫小牧駒沢大学(27.7%)
【5位】大阪羽衣国際大学(27.2%)
【6位】愛知文教大学(27.1%)
【7位】愛知修文大学(27.0%)
【8位】神戸国際大学(26.5%)
【9位】大阪四條畷学園大学(25.8%)
【10位】兵庫大手前大学(25.4%)

初めて聞く大学ばっかですが、「コロナで大学生の2割が退学検討」と聞いても、大学によってはこれだけの中退者が普通にいるのが現実です。

大学生の10%近くが卒業までに退学してしまうのです。

偏差値ランクの低い大学ほど退学率は高くなります。

ちなみに最も退学率が低い大学は当然のことですが東京大学です。

大学中退で多い理由は「進路変更」「経済的理由」「成績不足、単位不足」などが上位ですが、某教育評論家によれば、根本的な退学理由は別にあるそうです。

大方は「この大学が合わない。こんな大学だとは思わなかった。将来に夢が持てない。」とネガティブな理由で辞める人がほとんどです。

退学をした人の共通点は「高校の先生や親が勧めたから」「友達が行くから」「なんとなく」という動機で進学したケースがほとんどです。

少子化の時代、どんなに成績が悪くても自分の名前が漢字で書ければ誰でも大学生になれる時代です。

皆が皆そうとは言いませんが、私は目標も持たず、高校3年間を無為に過ごした人が成り行きで“行ける大学”に行った結果、待ち受けている現実がこれです。

富山から東京の私立大学に行くと、入学金や年間授業料と仕送りで1年間で250万~300万円ほどかかります。

親が苦しむ姿を見るのも辛いでしょうし、良い就職先もなく、低賃金企業・ブラック企業に行かなければならないくらいならいっそのこと別の道を探る方が良いと考える学生が10%や20%いても全然不思議ではないのです。

たまたま今回のコロナショックでバイトしていた飲食店が休業になったことなどが、退学予備軍を顕在化させただけではないかと思います。

「なぜここで踏みとどまれないのか」「もうちょっと努力しろ」みたいに思う人は多いと思いますが、それは責任が本人にあると考えるからであり、本当はその責任は、親の甘い考えや「入れる大学」を推してくる高校の無責任な進路指導であることが容易に想像できます。

子供らにそんな行き詰まらせる道を選ばざるを得なかった責任は重大です。

アフターコロナの時代はもっともっと想像もつかない厳しい時代になることは間違いありません。

子供たちにはこれからどう考え、どう行動していくか皆で考えてゆく必要がありそうですね。

教育も生き方や考え方同様180度転換して考え直すべきだと思う塾長でありました。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇

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