皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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世相とシーソー
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中3の理科の中間試験の範囲に「運動とエネルギー」が入ると思われます。

先日、問題集でシーソーの力のバランスについて問う問題で生徒から質問されました。

支点からの距離と力の積が同じだと釣り合うのはシーソーで遊んだ経験がある人なら分かるはずなのに、よくわからない生徒がいました。

「デブがチビとシーソーで遊ぶときはチビは端っこでデブは真ん中近くにすわらないといかんやろ?」と言ってもピンとこないようです。

聞けば、「公園にあったシーソーが撤去されたので遊んだことがない」ということです。

私らの子供頃はシーソーやブランコはもちろん、回転ジムだの名前は分からないですが、ぶら下がって体が宙に浮きながら振り回される遊具なんかがたくさんありました。

ところが、最近、「動く遊具は子供がけがをするからアブナイ」という理由で次々と公園から姿を消しているということです。

なにかあった時のための責任回避がその理由ですが皆さまはどう思いますか?

可動部分があれば手なり足なり挟むリスクは当然あります。

時に痛い思いをしながらリスクを回避することを学ぶことが成長というものではないでしょうか。

最近、小刀で鉛筆一つ削れない子供がほとんどですが、これも似たような話です。

私も小刀で何度か手を切ったこともありますが、そういう経験を経てリスクを避ける知恵を身に付けてゆくものだと思いますから、何でもかんでも大人の責任回避のために廃止するのはいかがなものかと思います。

リスクを負わされたくない身勝手な大人のために逆に子供が将来リスクを負うことになるのはどう考えても本末転倒だと思います。

シーソーを廃止したらシーソーで怪我をする子供はいなくなるのは当たり前のことです。

公園で怪我をする子供を無くすには公園を無くすのが確実無比の方法ですがいかがでしょう?

公務員のホンネは「子供は家でゲームだけしててくれりゃいいのだ。」ってところでしょう。

昨日、鹿児島市の平川動物公園で飼育していたホワイトタイガーが飼育員を襲ったという痛ましい事故がありましたが、富山市ファミリーパークでは飼ってた猿が一匹逃げ出したということでこの3連休から休園になっています。

3連休に動物園に行くことを楽しみにしていた子供たちはさぞ残念だったことでしょう。

拳銃を持った凶悪犯が脱走したわけでもあるまいし、どうしてそこまで神経質になる必要があるのでしょうか。

このへんでも大岩不動やグリーンパーク吉峰くらいまで行けば道端を普通にサルが歩いていますし、呉羽山も八尾の山と続いているので時々野生のサルが出ることがあります。

逃げ出したサル君はとっくに野生に還って伸び伸び自由を謳歌していることでしょう。

しかし“責任を取りたくない文化”がここまで官中心に浸透してそれが当たり前になってしまっているとすれば世も末です。

モーメントの概念は高校で出てくるのですが、中学生にシーソーの問題をこれからどうやって教えたらいいのでしょうか。

おかしな世相になってきたのが嘆かわしい塾長なのでありました。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
10月22日
2学期中間試験対策実施します。

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