皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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「成功バイアス」に引っかからないこと
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東京医科大の入試で女子の点数が減点されていたという事実が発覚して話題になっています。

普通に聞けば「許されない不公平」ということになりますが、大学側も医師を系列病院に安定して派遣する立場上、やむを得ない事情があるのでしょう。

医者が条件の良い職場を大学に斡旋してもらうこととバーターで大学が独自に安定した人材派遣をすることが社会的責任であることはお医者様と一杯飲めばすぐわかります。

とりあえず今回の話はさしずめ“必要悪”というところなのでしょうね。

それはともかく、この一件であるメディアで、この大学を出た女医が、「そんなことは周知の事実でしょ?私はそれを知った上で一生懸命勉強したのよ!」なんて言っていました。

解説者は「この女医の理論は“成功バイアス”だ」と言っていました。

私は“成功バイアス”という聞きなれない言葉に興味があったので調べてみたら、古今東西を問わず、世の中を支配している本質そのものではないかと驚いた次第です。

「成功バイアス」は「成功者バイアス」「生存バイアス」とも言われますが、分かりやすく言えば“成功者、勝者の理論”です。

つまり、成功バイアスとは、勝った者、生き残った者のみを評価し、負けた者、脱落したもの、淘汰されたものを評価しない発想です。

例えば戦争が終われば勝った側が「正義の味方」で、負けた側が「悪の逆賊」となります。

医者や弁護士、政治家など権威ある人の言うことが正しいことだと信じやすいのも「成功バイアス」です。

テレビで「玉ねぎが健康に良い」と放送されたらスーパーから玉ねぎが消え、「寒天が良い」と出れば寒天が売切れになるというのはバイアスに掛かりやすい人がいかに多いかを表します。

ちなみにバイアスとは斜めに織られた繊維が語源の偏ったものを現す英語です。

影響力の強い人=勝者が発する言葉や情報は信じやすいですが、中には誤ったものが多いので、正しく見極めることが大事ということです。

ボクシング協会の会長問題なんかもそうですが、政治家や人事権を持った人間への忖度なども全てこの成功バイアスがベースの発想です。

最近、世の中何かおかしなことや、何か間違っているのではないか?と思いうこと多くはこの「成功バイアス」が大元にあると疑ってみると分かりやすいと思います。

私たちもバイアスの網目に引っかかって、偏った物差しで見ていないか冷静になってみるといいかもしれませんね。

では、また。☆彡

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